登山口は長岡市の栃尾方面から刈谷田川ダムを越え、山道をしばらく登ったところにあります。
山道は道幅が狭く、車がすれ違う事が出来ない場所も多いので運転には要注意です。
駐車場には20台位停める事が出来ます。

駐車場の時点で標高700メートル位だったと思います。
登山口

登山口の左側には小屋があり、裏手にはトイレがあります。
階段がしばらく続きます。

登ったのは6月1日でしたが、序盤から残雪が登場します。

分岐があり、左に行くとキビタキ小屋、右に行くとストレートに山頂を目指します。
といっても、距離には大差ない左の小屋に寄っていくと良いでしょう。

キビタキ小屋

雪で分かりずらかったですが、ここから分岐で右に行ったコースと合流出来ました。

途中の展望台からの景色は良好です。


ずっと木に囲まれた中を登っていましたが、途中からは開けてきて、低木の間を歩く様になります。

少し登ると一面雪が残る不動平へと着きます。

不動平からは、遠く広がる景色を眺める事が出来ます。

開けた雪道を登っていきます。

少し登ると大岳山頂へと辿り着きます。

休憩スポットに良さそうですが、景色がほとんど見えないので、少し進んでみると、、

素晴らしい景色です


もっと前まで行って景色を見たかったのですが、先端まで行きかけた辺りで危険を感じ引き返しました。
私の大六感が「それ以上行くと危険だ!」と騒ぎ立てたんですよね
ふと後方を見ると深く、長い亀裂が生じています。

場合によってはここから崩れ落ちてもおかしくないという事でしょうか?
大岳頂上からは一旦大きく下ります。

登山道は雪解け水で川の様になっています。
水量が多く、川幅の割に水の勢いが強かったですね。

ここも良く見ると全体的に深い亀裂が走っています。

一旦下ると、あとは緩い下りと登りの繰り返しです。

大岳から少し離れた辺りで、振り返ってみると、自分がどういう場所にいたかが分かりました。

雪庇とまではいきませんが、雪が垂直に崩れ残っており、いつ崩れてもおかしくない様な状況となっています。
後で写真を良く見てみると中央のギリギリの部分に人が写っています。
かなり危険ですよね

大岳から青雲岳までの間、左側を見ると連なる山々の素晴らしい景色をみる事が出来ます。

途中分岐点があります。

右に行くと二口登山口、左に行くと青雲岳となっています。
間違わない様に気をつけましょう。
この辺りは高山植物がたくさんあります。
植物については詳しくないですが、写真の花はヒメサユリでしょうか?

群生しています。

小さな雪庇はまだいくつも残っています。

途中からは板で出来た歩道を歩きます。

青雲岳頂上に到着
雪が一面残っていました。

ここからの景色は素晴らしかったですね。

ラストは正面に見える袴岳山頂を目指します。
ここまでくれば後は少しです。


そして山頂へ到着

山頂からの景色は最高です


さて、ここからはお昼タイムでうs。
この時の為に重い荷物をしょってきました

新しく購入したガスストーブやクッカーセットが役に立ちます。

作ったのは自分でスープから仕込んだ豚骨ラーメンです


下山は同じルートを戻ります。
青雲岳は逆側から見ると雪のドームの様に見えます。

雪の残り具合が良い感じですね


下山時に見た大岳

一番上にある雪の真ん中辺りに、行きの時点では無かった削れた部分があり、
「もしそのタイミングでそこに立っていたら・・・」
と思うとゾっとしました。
行きと同様、大岳頂上までは雪溶け水が川の様になっています。

大岳を越え、不動平から眺めた景色

不動平の雪溶け水が凄い勢いで流れています。

水が出てくるところを見てみると、雪の下は空洞になっており、水が流れている様です。
この季節、固い雪だと思って安易に踏みしめるとズボっともぐり、下は川になっている可能性もある様ですね。
しばらく川が続きます。

しばらく降りて、階段が現れるとあと残りわずかです。

登山口に到着


行きには気付きませんでしたが、登山口の脇には水場があります。

飲んで良いかは分かりませんでしたが、とりあえず飲んでみる事に。
とても冷たく美味しかったです

疲れた体に染み渡りました。
駐車場へ到着


残雪の影響で結構疲れましたが、景色も良くとても良い山でした

別なコースも登ってみたいですね

守門岳 保久礼コースの詳細