新発田市にある登山愛好家に人気の山「二王子岳」に登ってきました。
登山口は二王子神社脇にあり、新潟市からは7号線を菊水手前を右折、栗山米菓新発田工場を左折し、「二王子神社」「二王子温泉」といった案内看板を頼りに向かうと辿りつけます。
二王子神社手前のこちらの分岐点では看板がありませんでしたが、右に行くと神社方面です。
赤い橋を渡り、右に行くと登山者用の駐車場、左に行くと登山口がある二王子神社です。
神社脇にある駐車場は基本的に参拝者用とのこと。
といっても登山者も利用してはいましたが。
二王子神社
神社脇にはトイレの他に水場がありますが、基本的には山から流れてくる水が蛇口から出ているので、雨の後などは泥水が出てきます。
登山口はコチラ
序盤は杉林の中を歩きます。
登山道の脇には、神社にある水場の水源ともなる川が流れています。
場所によっては、登山道の両脇が小川となっている箇所もあります。
水の流れる音を聞きながらの登山は良いものですね〜
3合目には水場と避難小屋があります。
水場へは一分程で行けるみたいです。
避難小屋
あじさいがたくさん咲いていました。
4合目
1合ごとに標識があるので、どこまで登ったのかの目安となり便利です。
(7合目から先は見つける事が出来ませんでした)
7合目あたりに行くと周囲の木が低くなってきて、山頂が見える様になってきます。
登山道の右側から冷たい霧が山頂へ向かって上がっていく様子が見えました。
まだ雪が残っている場所もありました。
この辺りは「高地の草原」といった感じの雰囲気でした。
小さな川が流れており、川を渡ります。
三王子神社の石祠
山頂まであと少しといった辺りで、急に激しい雨が降ってきました。
大きな池がありました。
電波塔
山頂のすぐ手前にある避難小屋
あまりに雨が激しかったので、小屋で休憩する事にしました。
20分程休憩を取ると、雨が小降りになってきたので、山頂へと行く事に。
山頂にある「青春の鐘」
天気が良ければここから飯豊連峰を一望出来ます。
お昼ご飯はカップヌードルリフィルです。
この日は霧が強く結局最後まで山頂からの景色を見る事が出来ませんでした。
山頂でゆっくりしていると、雨が強くなってくる気配がしたので、急ぎ下山を開始する事に。
荷物を片付け、下山を始めるとまた大振りとなってきました。
大雨が降っている時、近くの別の山は晴れており、雨が局所的なものである事が分かります。
少し降りると、雨が降っていた形跡が無く、山頂周辺のみ強い雨が降っていた事を伺わせます。
霧が晴れており、登りでは見えなかった遠くの景色を観る事が出来ました。
5合目周辺で動く物を発見したので、カメラを望遠に撮影すると、、
サルが二匹歩いていました。
そーっと近づくと地面を歩く猿は逃げていきましたが、木に登っていた猿はこちらを見ながら逃げていきません。
更に新たなサルが出てきました。
かなり大きな体の猿は動きも鈍く、人間を見ても全く動じる素振りも見せません。
トータル10匹位は見たでしょうか。
ここまでじっくりと撮影出来るというのは、恐らく人間に慣れているのでしょうね。
ここで、天気がまたも急変です。
凄まじい大雨が降ってきました。
3合目の避難小屋に寄ると、登りの時点でこの大雨に遭遇した夫婦が山頂まで登る事を諦め休憩していました。
登りの3合目でこの雨だったら、下山を決断するのは正しい判断だと思います。
ちなみに、こんな天候の日だというのに、神社から山頂までをトレイルランニングをしている人が一人いました。
私達が登って降りるまでの間に、何度か遭遇(2度すれ違い、2度追い越された)したので話を聞いてみると2往復した後の3本目だったとか。
世の中には凄い人がいるものですね〜
あまりの大雨に小川は濁流へと姿を変えていました。
2,3回、川を渡ります。
やっとの思いで、ふもとの神社に到着です。
朝の時点の天気予報で新発田市は曇り後晴となっていたので、こちらの山を選びましたが、想像しない大雨にかなり体力を奪われました。
ゴアテックスのレインウェアは水浸しになり水をかなり通していましたし。
しかし、山を降りて話を聞くと、平地ではそれ程雨は降っていなかったとか。
やはり山の天気というのは恐ろしいものですね〜。
ただ、二王子岳の登山道はかなり綺麗に整備されており、行程が長い分、難易度は少し高いですが、危険といえる場所はロープがある岩場位で、比較的登りやすい山だと思います。
危険で険しい山は敬遠したいけど少し難易度の高い山にチャレンジしたい、という人にはお勧めの山かもしれませんね。
二王子岳の詳細
2014年07月21日
二王子岳
posted by 登山初心者 at 20:44| Comment(2)
| 二王子岳
二王子岳で検索し、山行記録を拝見しました。
来月山の会で登る予定なので参考にさせて頂きます。
コメントありがとうございます。
山岳会でやってる様な方の参考になるかどうか、、
ただ、二王子はアップダウンもなく、ストレートな登りなので、書いたままだと思います。