今回は滝谷口コースから登ってみました。

駐車場は登山口を越えて少し登ったところに2箇所あります。
車を停めて少し戻って登山口へ

登った日は雨が降っていたので、ジメジメとした木々の中を歩きました。

一部登山道が草に覆われている箇所もあったので、かき分けて進みました。

木々に囲まれた山道を進むとと、うぐいす平というところに着き、そこからは岩場、ガレ場などが続くので足元には要注意です。
「うぐいす平」と呼ばれているだけあり、「ホーホケキョ」という泣き声がしばらく聞えました。
急な岩場もあります。

2メートル程ですが、落ちたら危険なので慎重に登る必要があります。
(下山時は更に注意が必要です)
この日は霧が多くほとんど景色が見えませんでしたが、晴れていれば良好な景色である事は想像つきます。

こういう岩場が何箇所もあります。

鎖がある場所もあるので、滑りにくいグローブを持っていった方が良さそうです。

ここが一番危険な場所です。

右側が切り立った崖となっているので、左にあるロープをつかみ、足元に気をつけながら慎重に渡ります。
もし足を踏み外したら、止まる事無く転げ落ちていく事でしょう。
要注意です


途中、水が染み出している水場があるので、冷たい水で喉を潤す事が出来ます。

昭和30年代に発生した遭難事故の慰霊碑があります。

ここからの右側の景色はかなり素晴らしい事が予想されますが、この日は霧でほとんど見えませんでした

今までは山の右側を歩いており、右に広がる景色を楽しめそうな登りでしたが、途中からは山の左側を歩く様になります。

ここから先は濃い霧となっており、水蒸気が左から右に流れていくのが目で見ても分かりました。
学生の頃、水分を含んだ空気が山にぶつかり上昇すると、山を超える手前で雨が降るというのを習いましたが、正にその現象が起きていたのかなと思いました。
山の表と裏で湿度と天候が全く違う事に驚きました。
20分程、ジメジメとした中を歩きます。


山頂へ到着

山頂でも蒸気が左から右へと流れていきました。
この日の気温は決して低くはなかったのですが、山頂はひんやりとした空気に包まれていました。
周囲には木などの障害物が無いので、ここからは360度広がる景色が見れると思いますが、この日は霧でほとんど見えませんでした。

景色を見る事が出来ず残念でしたが、こういう天候を体験出来たのは良い経験になったと思います。
山頂で昼食をとります。
ウインナー

カレーヌードル

疲れた体にはこういう体が温まるものは嬉しいですね〜

下山時も霧に包まれていました。

岩場を降りる時は気をつける必要があります。

足元には要注意!

うぐいす平から先は地面が柔らかいので、疲れた足には助かります。
ただし、濡れている時は、粘土質の部分が滑りやすいので気をつけましょう。

登山口に到着

標高は1,000メートル程とそれ程高くはないですが、色々なシチュエーションがあり、盛りだくさんで飽きがこない良い山だと思います。
今度は良いコンディションの日にでも登りたいですね

焼峰山(滝谷口コース)の詳細